忖度(そんたく)の意味とは?
忖度というのは、「相手の心・気持ちを推し量る」と言った意味の言葉なんです。と言われてもよく分かりにくいですよね、
言い換えてみると「相手の気持ち・心を推し量る」となります。
推し量る=他の事柄を元に見当する(推測する)
簡単に言えば、
- 相手が何も求めているのか何かを参考にして、予想、推測、考えると言う事。
イメージとしては、相手の意向を忖度する=相手が本当に求めているであろう事を何か(性格、状況、役職など)を元にして考える。と言った風に考えていただければ大丈夫だと思いますよ。
つまり、相手の立場になった時に「こう思うだろう、こう考えてるだろ」と何かの資料などから自分なりに考えることが忖度と言えると思います。
また、流行語になったことから本来の意味とは少し違った意味で使われているとかも増えています。
多い使い方としては、 空気を読んだ結果の行動といった印象です。少し違う気はするけど、本質を捉えた使い方はしてるので全然OKですよね。
正直、言葉は相手にその意味やニュアンスなど、伝えたいことが伝わればいいですからね。
まぁ、本来の意味は知っておいた方が「やけに言葉にうるさい人対策」として有効なので、しっかり覚えておいて下さい!
ここまでは忖度の意味についてはお伝えしました。
でも、言葉自体が難しいので、まだイメージが湧かないという方も多いと思います。例文を使った具体例などが想像するにはうってつけです!
なので次は、「忖度する」の使い方の具体的な例文を一緒にチェックしていきましょう!
忖度の使い方を例文で紹介!
忖度の意味としては「相手の気持ちを自分なりに考える」事でしたよね。では、どのような事なのかさっそく例文を紹介していきますね。
◆政治の話
と言った風に使われたことが一番有名ですね。なので、これを使って解説していきます!
まず、学園に対しての土地代の値引きは、政治家Bの奥さんが名誉校長をしているから、土地の管理機関が忖度しての値引きじゃないの?
この時の忖度の意味としては、
- 管理「土地代は九億円です。」
- 買いたい人「えっ!高すぎですよ。安くしてください!」
- 管理「え!無理ですよー(あれ?この学校の名誉校長政治家Bの奥さんやん!)」
- 買いたい人「そこをなんとか!」
- 管理「あっ!〇〇という条件で8億円安くしときますわ〜(こうした方が名誉校長にとって都合がいいのかな〜?)」
という感じでこの土地管理をしていた機関の人が、名誉校長が政治家Bの奥さんだと知って
「奥さんや政治家Bにとって安くしといた方がええよなー」=忖度という構図ができたというわけですね。
まぁ、簡単に言えば「(この方が相手にとって都合がいい)解釈して気を使った」という感じです。
いかがでしょうか?
わかりやすく説明するつもりで書いていたら、結構長くなってしまいましたね。
最後に、もう一度まとめているので忘れないようにおさらいしていってくださいね〜!
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