「アルミホイルの裏表って違うの?」
と思ったことありませんか?
アルミホイルは何かと便利で使うことも多いですよね。でも、使う時にいつも思うのは、「どっちの面を使うの?」ってことです!
さて、あなたはどちらの面を使っていますか?
もし、正しく使う面があるとすればそれを守った方がいいですよね。
というわけで今回は、アルミホイルの表裏の違いとアルミホイルの便利な使い方についてまとめました。
アルミホイルの裏表の違いは?
アルミホイルといえば、光沢がある面とつや消しのような面がありますよね?
さて、この両面のどちらが裏表ということですが、実は、アルミホイルには表も裏も無いんですよ!
んー、これは意外ですね。
両面の光沢に違いがあるので、どちらかが表か裏かって私たちが勝ったに思っていただけのようです。
では、なぜ光沢に違いがあるのか?ということですよね。これは製造工程を見ればわかると思います。
◆アルミホイルの製造工程
- まず、0.35ミリのアルミの板機会にセットして、上下のローラーで伸ばしていきます。
- 1の工程を何度か繰り返して0.024ミリまで薄くします。
- 次に、重合圧延(じゅうごうあつえん)という工程に移ります。これは、0.024ミリに伸ばしたものを二枚重ねてさらに薄くします。
※二枚重ねて伸ばす時に上下のローラーに当たる面だけ光沢ができて、くっついてる面はつや消しになる。
- 先ほどの工程で0.012ミリまで伸ばしてから二枚を分離させるカットする。
- その後330度の熱で26時間置いて油を蒸発させる。
- 後は商品に合わせて芯に巻いて包装。
どうでしたか?
アルミホイルの製造工程を見るとわかると思いますが、裏表は関係なく同じ素材で出来ていますよね。
ただ製造工程で光沢に差が出来るだけなので、使用時に大きな差はないようです。
製造工程は言葉では分かりにくいと思ったので、アルミホイルの製造工程の動画お貼っておきます。
結構面白いのでぜひ見てくださいね♪
日本アルミニウム協会というところでも表裏がないと書いているので、これが正しいのは確かですね。
さて、アルミホイルには裏表がなくどちらの面を使うにしても、差はないということですがオーブンなどの場合には差があるという話もあります。
それは光る面内側、つまり料理側に使った方が良いということです。
その理由は、
- 光沢面を外側にすると反射率が高く熱の伝導率が低下する
- 光沢面を内側にすると反射率が高く熱を逃さず閉じ込める
この2つが理由と言われています。
まあ、正直な話をすれば製造側が差がないと言っているので、あまり気にしなくてもいい気はしますけどね。
やっぱり、製造会社の方が検証とかしてると思うので…
まぁ、見栄えを意識するなら光沢が外側の方が良いという意見も結構多いので、見栄えをこだわる時はどちらが良いのかで決めるのも良いと思いますよ!
さて、アルミホイルといえば家庭に当たり前にあるものですが、ちゃんと便利に使えてますか?
アルミホイルって意外と使い方が多いんですよ!
「こんな使い方があったんだ!」
というものがあるかもしれないので、ぜひ参考にして試して見てくださいね♪
アルミホイルの便利な使い方!
アルミホイルといえば、おにぎりを包んだりラップと同じように使ったりしますよね。
他にも、オーブンでも活躍しますね。
しかし、それだけでなくアルミホイルは料理だけでなく、他の場所でも大活躍する素晴らしいアイテム。
では、さっそくその使い方を見ていくとしましょう!
アルミホイルで切れ味アップ?
アルミホイルを切るだけでハサミの切れ味が上がるのは、結構有名じゃないでしょうか。
でも、これはハサミだけでなく他にも、
- シュレッダー
- 包丁
などの切れ味もアップしてくれるんですよ!
シュレッダーの場合は、紙と同じように入れるだけです。
また、包丁の場合は研ぎ石があれば一番ですが、アルミホイルを数回折ってから何度か切るだけです。
たったこれだけで、
「あら不思議!なんだかさっきより切れるわ!」
となっていること間違いなしです。
もし、何か身近にあるものが「切れにくいな〜!」という場合にすぐにでも試してください。
これやってみると結構面白いのですよ!
揚げたてみたいに復活!?
勝ってきたお惣菜や残り物などの揚げ物って、オーブントースターで加熱すると揚げたてのようになりますよね。
この時、アルミホイルを下に引くだけで熱が伝わりやすくなって、油も落ちないのでこれも便利な使い方ですよ!
それと揚げ物をオーブントースターに入れる前に、霧吹きで水をかけるとより揚げたてのようになるのでこれもお試しアレ。
やっぱり、揚げ物はサクッとしていた方が美味しいですからね。
野菜の皮むき
ジャガイモやゴボウなどの皮を剥くのって面倒だったりしますよね。この時役に立つのもアルミホイルなんです。
アルミホイルを一度くしゃっと潰してからもう一度広げて、その後アルミホイルで野菜を包むようにしてこするだけ!
こうするだけでうまく皮が剥けますよ。
山芋などは手が痒くなるので、直接触らなくていいのでこの使い方は結構オススメです。
でも、アルミホイルをくしゃくしゃにしすぎて破けたり、硬く丸めすぎたりしないように注意が必要です。
ここまでアルミホイルについて見てきました。
最後に!今回のポイントをまとめているのでおさらいしていきましょう!
まとめ
今回お伝えしたアルミホイルについてのポイントは、以下の通りでしたよね!
- アルミホイルに裏表はない。
- 光沢によっての性能の違いもない。
- 違いがあるとすれば見栄えくらい。
- アルミホイルはハサミの切れ味アップや野菜の皮むきなどにも使える。
アルミホイルについてはいかがでしたか?
裏表がないのは本当に意外でしたよね!私も今までどっちが表だろう?と使う前には悩んでいたものなんですけどね。
今回ちゃんと調べてみて悩みが少し減りました。(笑)
それにしてもアルミホイルって、便利な使い方がいっぱいあるんですね。他にも便利そうな使い方があれば追記していきますので!
では、今回はこの辺で!
最後まで、読んでいただきありがとうございます。