紫陽花の毒は花にある?その成分には殺虫剤と同じものが!?


「紫陽花に毒があるって本当?」

とお考えではありませんか?



6月が近づくと目に入ることが多くなる紫陽花(アジサイ)という花。この花に毒があるという話は結構有名かもしれませんね。ニュースでやっていたこともあることですしね。

でも、毒があるというのは知っていても、どんな毒でどんな症状になってしまうのかは知らないものですよね?

もし、周りの誰かが何も知らないで間違って口に入れようとしたとき、正しいことを知ってるだけでも少しは役に立つと思いますよ。



では今回は、紫陽花に含まれる毒食べてしまったときの症状について書いていきたいと思います。何も知らないというのは怖いものなので、一緒に見ていきましょう。


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紫陽花の毒ってどういうもの?

紫陽花に含まれる毒というのはどういったものなのでしょうか?

結論から言うと、紫陽花の毒に関して未だ明らかではないんです。


でも、古くから紫陽花には青酸配糖体が含まれるというのが一般的なようです。これは、アメリカで牛などの家畜が紫陽花の近緑種を食べて、家畜が中毒症状を起こしました。その結果から、紫陽花に青酸配糖体が含まれているとされました。

◆青酸配糖体とは

青酸配糖体というのは結構身近にある食べ物にも入っているんですよ。「ウメ・モモ・アーモンド」などの果実や種子に含まれる成分のようです。

いわゆる自然毒というものですね。

この成分が体内に入ると腸内細菌の働きで、青酸配糖体から青酸が作られます。青酸というのは殺虫剤や化学兵器にも使われてりので、動物に対しての致死性があるんです。

紫陽花に含まれる青酸配糖体はわずかな量と言われているので、上のような化学兵器には遠く及ばないですよ。しかし、同じ成分ということを頭に入れておいてください。



でも、その紫陽花のどこに毒があるの?花にあるのか?または、葉にあるのか?

毒があると言われているのは葉・根・茎です。花にはないというのが一般的のようです。しかし、こちらもまだ詳細がわからないところも多いようです。



紫陽花の中に、青酸配糖体が少量でも含まれている物があるのは確かなようです。しかし、調査では、すべての紫陽花から検出されたというわけではないんです

各地での調査で紫陽花から青酸配糖体が、含まれているのか調べた結果は、陰性・陽性とも報告されているようです。

つまり、冒頭で言った通り紫陽花の毒が何なのかは定かではないと言うこと。

紫陽花に何らかの毒成分があることは確かなんですけどね。実際、日本でも紫陽花による中毒症状が出た事例もありますから。

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これで紫陽花に毒がある事は分かりましたね。でも、もし間違えて口に入れてしまった場合、どのような症状かわおこるのでしょうか?

次は、紫陽花の毒による症状がどういったものなのか?一緒に見ていきましょう。

紫陽花の毒による症状

先ほど言った通り紫陽花に含まれる毒の成分は未だ解明されていない。しかし、紫陽花の毒によっての症状は報告されています。


その症状は…
  • めまい
  • 吐き気
  • 顔面紅潮
  • 麻痺や痙攣(ケイレン)
この4つが主な症状と言われています。これがどれほど酷くなるのか?と言うのは、やはり体への摂取量。これらの症状が発症するのは、紫陽花を食べてから時間は30〜40分ほどでなんらかの症状が出ることが多いようです。

食べてからすぐに発症するわけではないので、間違えて食べてしまったことに気づかないで、40分経ってから気づくことが多いのかもしれないですね。



お隣の中国では紫陽花を使った薬があるそうです。

■アジサイを使った生薬

中国にある八仙花(はっせんか)というアジサイを使った生薬。これは抗マラリヤ剤として使われるものなんです。しかし、使用後に吐き気や嘔吐といったものがあるようです。

そのためあまり使われないみたいですが…

これは、もはや薬なのか?と思ってしましますね、でも、紫陽花を使っているから症状がおなしですね。



紫陽花による中毒被害は日本でも何度が起こっているようです。ニュースで見たことがあると言う方もいると思います。

では、どういった事例があるのか見ていきましょう。

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日本で起きた紫陽花の毒被害

以下にある表が2008年~2013年の間に寄せられた、紫陽花を食べたことによる中毒の被害になります。
西暦 件数 患者数 食べた人数
2013年 0件 0人 0人
2012年 0件 0人 0人
2011年 1件 5人 43人
2010年 0件 0人 0人
2009年 0件 0人 0人
2008年 2件 9人 11人
件数としては多くはありませんね。でも、2008年のものだと11人中9人という発症した人が多いです。2011年は逆に少なくなっていますね。

では、この2008年にあった紫陽花の中毒被害の詳細を見ていきましょう。

◆症例その1(2008年6月13日)

茨城県つくば市で、料理の添え物としての紫陽花の葉を食べてしまい 10 人中 8 人が、食後30分から吐き気めまいなどの症状が出た。



◆症例その2(2008年6月26日)

大阪の居酒屋で、だし巻き卵の下に敷かれた紫陽花の葉を食べた男性が、その40分後に嘔吐顔面紅潮などの症状が出た。

※いずれも重体にならず、2 ~ 3 日以内に全員回復したようです。

いかがでしょうか?

実際、紫陽花の毒の被害の内容を見てみると、とても危険なものということがお分かりいただけると思います。

このようにならないためには、注意しないといけない事は紫陽花を口にしない事!の一点。育てていて触ることがあっても、口に入れないと大丈夫だと思います。

今までの事例から見ても全て口に含めた後に発症したもので、触れただけというのはありませんからね。皮膚が弱いと痒くなる事はあると思いますが。

私も種類を問わず草は痒くなりますから…

まとめ

ここまで、紫陽花に含まれる毒に関して書いてきました。毒というのは人の体に害があることなので、もう一度おさらいしておきましょう。
  • 紫陽花の毒の成分はいまだ不確か。
  • 致死性があるものが含まれている可能性もある。
  • めまい、吐き気、嘔吐などの症状が確認されている。
  • 日本でも過去に被害が出ている。
  • 口にしないようにする。
紫陽花は6月になるとよく見かけるキレイな花であると同時に、致死性のある毒が含まれる可能性がある花なので、間違っても口にしてはいけませんね。

子供やペットの犬なのが間違ってかじってしまうこともあります。

大人でもこのことを知らないと、添えているものを食べてしまうことは過去にも起こっていることなので、本当に気を付けないといけません。

ここまで、記事をしっかり読んでいただけた方ならもう間違って食べることはないと思います。



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